BMKM理事の塩原です。
前回のブログで台風への対策について実例を書きましたが、
災害対策は実際にどうしたらいいか?、皆で考えるためには?について書きたいと思います。
ところで皆さん『避難所運営ゲーム』って聞いたことありますか??
南海トラフ地震に備え、対応・対処を疑似体験する大人のゲームです。
通称HUG=ハグ、その意味は”抱きしめる”
ちなみに、H:避難所、U:運営、G:ゲーム、の略。。
HUGは語呂合わせ。
でも、大地震で不安しかない避難。
その場で、その時に、誰かを、誰かに、抱きしめられたら安心すると思うんです。
お互いに、こんな想いを持っていたら、持てたら、と思います。
では、どんなゲームか?
一組6人程で行います。
突然の大地震、偶然あなた達6人は避難所に最初に到着してしまったためリーダーとなります。
ぞくぞくと様々な人たちが避難してきます。
避難者はあなた達に”どうしたらいいですか?”、”助けてください!”と尋ねます。
どうしますか?
老若男女、ケガ・病気・障害のある方、海外の方、
安否確認は、ペットは、プライバシーは、
トイレなどの衛生管理は?、
食料の確保は、救援物資の配布は、
様々な要望、不満の解消、避難者の意見のとりまとめ、、、、、
何を優先しますか? 平等に分けられますか?
改めて、リーダーであるあなた達6人は、どうしますか?
疑似体験ゲームですが、1つのテーマ”大地震”について皆で考える。
”どうしたらいいか?”と考える時間を共有する。
実は、防災や減災を考えるだけでなく、仲良くなるんです。
もう、皆さんはお気付きかもしれませんね。
こうしたコミュニケーションが本当に大切なんです。
もちろん、私たちBMKMはHUGの企画・準備・運営をサポートしています。
これからの防災、未来の安心・安全・安泰のため、そのためのコミュニティ形成、今マンションで出来る事、始めています。
[投稿者:塩原 田鶴 ]