台風18・19号、2019年夏 」
BMKM理事の塩原です。
タイトルの台風、非常に強い勢力で多大な被害をもたらした台風です。
マンションの近くの川は増水し、観測映像は今にも溢れんばかりでした。
その夜9時頃、理事が集まり万一の氾濫に備えました。
そして、
〇1階の居住者への注意喚起
〇ベランダや通路の荷物の管理
〇半地下フロアの駐車場の方へ移動の案内
これらをインターホンで全部屋に館内放送を数回行い、
管理室へ来た居住者を理事達が案内し車を移動する。
といった対策を行いました。
この時、中心となったのは防災・防犯担当の理事3人。
そのうち1人は私、
もう1人はマンションで暮らす以前からの知人でした。
旧知の中であったため、
昼の段階から連絡を取り、いろいろ話し合って決めることも
互いがどこで、どうやってリーダーシップ取るかなど
とてもスムーズに勧められたことを覚えています。
この時は時間を取って対策を考える事もでき、実際の被害はありませんでした。
しかし、
災害は全ての人を突然に強制的に襲います。
時間をかけて考えられない事も多いでしょう。
その時に、
・突然、知らない人同士で話し合い考えるか、
・顔なじみで知っている人同士で話し合い考えるか、
どちらが、スムーズで、迅速に、効果的な、対策が出来るでしょうか?
皆さんはどちらだと考えますか?
「どう対策をしたらいいか?」は災害の場数を踏むことで経験が上がるかもしれません。
でも自然災害は都合よく起りません。
その時、私たちが出来る事は、
〇防災訓練や防災備品、対策情報の事前準備
〇良好なコミュニティ形成
これらが非常に大切だと考えます。
まず出来る事、コミュニティ形成と防災対策、減災対策のために、今マンションで出来る事、始めています。
[投稿者:塩原 田鶴]